PoTaBeRuでは紅葉の時期に房総の里山や林道を走る企画は毎年恒例となりつつありますが、これから寒い時期は凍結が少なく暖かく、そして山あり谷あり林道と隧道を駆け回る房総が大好きです。
房総半島は千葉中央部から太平洋海岸部に向かって南北に伸びる丘陵地と谷が続く地形です。谷間には街道や鉄道がひかれ千葉中央部から茂原、あるいは大多喜~勝浦、久留里~鴨川、館山~千倉へとつながり、平地には田畑が広がり集落が点在します。
しかし、この谷と谷の間には標高数百メートの山々が連なり、嶺には林道が引かれ谷と谷の間には無数の隧道が掘られていて点在する集落と集落の人々の文化を繋いできました。
古くから縦横無尽に張り巡らされ林道や隧道はたくさんの集落を繋ぎ人々の暮しを支えて素晴らしい里山の風景を育んできました。車が通るには狭くアップダウンも多いためバイパス道が作られ旧道は廃道になってしまったところも多くあるのは残念ですが、まだまだ自転車でなら楽しめる林道はたくさん残っています。
鹿野山から見る九十九谷の景色は、長野の山々の景色を感じさせ、里山を走れば新潟の米どころの風景も感じられます。
圏央道外側となる木更津から茂原を結ぶ線から太平洋側は信号も車む少なく、海に向かう街道と台地を越える林道を組み合わせると変化にとんだたくさんのライドコースを楽しむことができます。
また海から隆起した台地は岩盤と砂地に分かれ、砂地は垂直な岸壁に多くの楓が群生し秋には真っ赤な紅葉の壁を作ります。また屏風岩などの岩盤は巨大な台地とつながり見る人を圧倒します。そんな素晴らしい房総を走ってきました。
13人で君津駅を出発
鹿野山九十九谷展望公園からの景色はプチ長野の山々
「酒匠の館」で甘酒の試飲
もみじロード志駒川の紅葉は見ごろ
林道と農道を交互に楽しみながら
古民家レストラン「棚田カフェごんべえ」でおいしいお米をいただく
水仙も少しずつですが咲いていて「をくづれ水仙郷」は年末年始に見ごろを迎えます。
稲刈りが終わって静かに冬を待つ「大山千枚田」
紅葉の林道を駆け抜けて
海から隆起した砂の壁をすり抜けて
隧道の先には湖が広がる
すっかり日が暮れて
君津駅では馬車がお出迎え
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Planning
gps trackmap & profile
© OpenStreetMap contributors
合計距離: 94669 m
最高点の標高: 361 m
最低点の標高: 5 m
累積標高(上り): 1766 m
累積標高(下り): -1768 m
総所要時間: 08:28:18
最高点の標高: 361 m
最低点の標高: 5 m
累積標高(上り): 1766 m
累積標高(下り): -1768 m
総所要時間: 08:28:18
GPS ログ解析
開始地点 | 君津駅 | 終了地点 | 君津駅 |
開始時刻 | 2017/11/25 08:57:22 | 終了時刻 | 2017/11/25 17:25:41 |
水平距離 | 94.53 km | 沿面距離 | 94.71 km |
経過時間 | 8時間28分19秒 | 移動時間 | 5時間08分18秒 |
全体平均 | 11.18 km/h | 移動平均 | 18.22 km/h |
最高速度 | 63.85 km/h | 昇降合計 | 2685 m |
総上昇量 | 1342 m | 総下降量 | 1343 m |
最高高度 | 361 m | 最低高度 | 5 m |